座奏と立奏の姿勢

こんにちは!

少し間が空いてしまいました。皆さんお変わりないでしょうか・・・。


緊急事態が解除されましたが、これまでと同じ生活はすぐには出来なさそうなのでまだ不安ですね。

おうち時間が長引いて大変なこともありますが、私はこれを機に、以前から考えていた演奏動画を作っているところです。

この事態は決して望ましくないけども、多くの人が言うように、新しいことを始めるきっかけにはなったと思いますので、この時間を存分に活かして今後に繋げていきたいと思います。

徐々にアップしていく予定なのでご覧いただけると嬉しいです!


さて今日は、演奏時の姿勢についてです。

座奏と立奏とありますので、それぞれ見ていきましょう。


座奏


まず、座面が柔らかくてお尻が沈み込むような椅子だと身体が安定しにくいので、硬めの椅子を使います。

また座面が低いと太ももとお腹の間が狭くなり息が吸いにくいので、地面に真っすぐ足を着けた状態で膝が直角以上になる高さの椅子にして下さい。


背もたれに寄り掛からないように深過ぎず浅過ぎない位に腰掛け、また骨盤は立て過ぎたり倒し過ぎたりしないようにして座骨の上にバランス良く座ります。

足は骨盤の幅程度に開いて地面にしっかりと着けます。

女性は足を広げるのに抵抗があるかもしれませんが、足と座骨とでしっかりとバランスを取れるようにすることが大事です。


背筋は、一般的に「上から吊られているように」とか「1本の棒が背骨に通っているように」するのが良いと表現されることもありますが、あまり上に伸ばそうと思うと重心も上がってしまいますし、自然な背骨は真っすぐではなくカーブしています。

座骨に重心を感じるように座り、肩には力を入れず疲れた時のように少し脱力した感じで、でも猫背にならないように、大きな呼吸がしやすい程度に起こすような感覚で良いと思います。


また、自然な視線が真っすぐ前に向くようにすると顎が上がった状態になり呼吸がしにくいので、顎を引いて自然な視線が少し手前、下方向を向くようにします。おでこが正面を向くイメージでも良いです。



立奏


座奏と同じく足は骨盤の幅に開き、膝は伸ばし固めないように脱力します。

骨盤を立ててしまうとお腹が伸びてしまうので、少しお尻を後ろに引くようにし、両足→骨盤→上半身と余計な力が入らずバランスよく乗るように立ちます。

上半身の姿勢は座奏と同じです。



どちらの姿勢も、深い呼吸がしやすく、また吹く際にはしっかりとお腹が使えて、無駄な力が入らないようにバランスの取れた姿勢であることが1番です。

また、併せて気にして欲しいのが、前回のコラムに書いたように、脊椎も呼吸により、寄り集まったり離れたりしていることです。

2020.05.11 呼吸について(後編)「たくさん吸うには、全上半身を使って!」


特に、吸った時は寄り集まりますが、上半身がお腹の方に引き寄せられ重心が沈むような感覚があると思います。

呼吸により身体が柔軟に動いていることを自覚することで、力まずバランスの良い姿勢で呼吸も楽にできると思います。


言葉だけだと分かりにくいかもしれませんが、以上のことを基準にご自分でも色々と試してみて、身体を動かしやすいポイントを探してみてください。

体得することが何よりも大事です!


フルート演奏に適しているのはどっち?


「座奏は腹式呼吸がちゃんとできているか」が分かりやすいので、それを確認するには良いと思います。

また、フルート演奏にまだ慣れない内は、疲れやすかったり貧血の心配もあるので座奏でも構いません。


でも立奏の方が、座奏に比べ若干ですがお腹が圧迫されていない分、より深呼吸がしやすいですので、オススメです。

またソロの場合は特に、堂々と演奏しているようにも見えるので、これもオススメ理由の1つです。


でももちろん、それぞれの体調に合わせて選んで構いませんよ!

楽しみながら、がんばりましょう!

Flutist Shoko

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